もっとわかる ナースのための 急性期(ICU・救急)の輸液

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輸液管理の根拠 アセスメント が理解できるから、自信につながる

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著者 北別府孝輔
ジャンル 臨床看護  > 救急看護  > 救急看護
臨床看護  > 手術・麻酔・ICU  > ICU
出版年月日 2023/03/27
ISBN 9784796525862
判型・ページ数 B5・160ページ
定価 2,420円(税込)
内容紹介
目次

ICUや救急などで行われる急性期の「輸液管理」を、実践的に学んで臨床力UP♪

輸液は医師が処方するものなので、投与の根拠がわからず、どうしても難しいと感じてしまうものです。けれども、毎日投与している輸液のことがきちんと理解できると、いつもの看護がもっと楽しく、自信をもってできるようになります。

新人・若手ナースは「なぜ、この輸液を選択するのか、治療の意味がわかる」ために、もっとしっかり学びたい先輩ナースは「輸液投与の根拠を理解したうえで、患者にとってのリスクを避ける」ために、ナビゲーターの焼きイモと一緒に、本書で集中治療における輸液を楽しく学んでいきましょう。

【本書で取り上げている急性期の病態】
周術期・ショック・敗血症・脱水・腎不全・呼吸不全(心不全、ARDS)
電解質異常(低/高ナトリウム血症、低/高カリウム血症、その他の電解質異常)
急性膵炎・肝不全・リフィーディング症候群・エンドオブライフ期の輸液 など

Part1 まず、輸液のキホンを知ろう
1.身体のなかって、どうなっているの? 体液区分(8:3:1)のハナシ
2.1日に必要な水分量はどのくらい? 必要量と喪失量のハナシ
3.脱水になる原因は何? ややこしい脱水のハナシ( 細胞内・細胞外脱水)
4. のどって、なぜ渇くの? 浸透圧( 血漿浸透圧)のハナシ
5.1日に必要なカロリー、ビタミン、電解質はどのくらい? 電解質の役割をおさえる
6.輸液って、何を投与すればよいの? 輸液製剤の種類と目的
7.特殊な製剤や点滴には何があるの? 輸血用血液製剤、膠質液(アルブミン製剤、人工膠質液など)
8.栄養たっぷりの高カロリー輸液って何? 経静脈栄養法( PPN/TPN )、投与における注意点など
9.理解度チェック&解説

Part2 足りている? 足りていない? 輸液のアセスメント
1.適切な管理って、どのくらい? 輸液管理で行うアセスメント
2.フィジカルアセスメントで脱水ってわかるの? 輸液を行うときに気になる身体所見
3.そもそも血圧って何? 輸液を行うときに気になるバイタルサイン
4.輸液を行うときに気になる 胸部X線画
5.循環血漿量の評価につながる検査データって何? 輸液を行うときに気になる検査データ
6.理解度チェック&解説

Part3 急性期(ICU・救急)における 専門的な輸液管理
1.どの輸液をいつまで投与する? 最低限必要なカロリーは? 周術期の輸液管理
2.サードスペースって何? 侵襲による血管透過性亢進
3.ICUでよくみる電解質異常① 低/高ナトリウム血症
4.ICUでよくみる電解質異常② 低/高カリウム血症、その他の電解質
5.ICUでの腕の見せどころ、患者を救おう! ショック( 敗血症を除く)
6.感染に負けるな! 組織循環を維持しよう! 敗血症における急性期管理
7.じつはとてもややこしい!? 電解質異常③ SIAD HとDKA 、HHS
8.輸液を「足す」より「引く」ことが大事!? 呼吸不全( 心不全、ARDSなど)
9.行きはよいよい、帰りは怖い( 輸液後の排泄が難しい)腎不全( AKI 、CKD 、HD )
10.身体のなかは大炎上、とりあえず輸液! 急性膵炎( 重症急性膵炎)
11.病態に応じた栄養療法がカギ 肝不全
12.食べたらダメって、どういうこと! ? リフィーディング症候群
13.患者にとっての最善が何かを考え続けよう エンドオブライフにある患者の輸液療法
14. 理解度チェック&解説

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